この秋から、書道教室に通い始めています。市民センターでの教室で、生徒は、7人ほどですが、皆、有段者のようで、信じられない字を書いています。私には、読めない字です。そこに加えてもらう私は、小学生以来書道道具をいじったことがありません。写経をやるので筆ペンを使いますが、ド素人です。お兄さん、お姉さんの中に小学一年生レベルの爺さんが加わりました。私の筆のもち方を見て、書道の先生も「そこからか?」という感じですが、しょうがありません。「とめ、はらい」から練習しています。
また、詩吟教室も今年から始めました。「歌が大嫌い」ですが、流れで出席しています。音程が取れない。楽譜を見て、歌ったことがありません。そりゃ、楽譜を見ますが、楽譜の音階に自分の声の音程を合わせると意識したことがありません。みごとに、大きな声を出すと低い音や高い音の音程が狂いだします。先生は、「おなかに力を入れて」と言いますが、それ以前の問題の様な気もします。
このように、60代後半にして、恥をしのいで、超初心者としてクラスの皆さんに迷惑をかけています。しかし、書道は、「本当の小筆で、写経をするために」、詩吟は、「呼吸器や嚥下機能を強化するために」取り組んでおります。恥ずかしいと言っている暇は在りません。周りの人と比較をしないということはこういうことだとなんか、いまさらのように気がつきました。