それでいいの?


どうも耳を疑う話が多くなってきた.海の向こうでは,やりたい放題の政策に周りが振り回されているように見える.議会は何をやっているのかと疑いたくなるが,権力が大統領に集中しているのか?「紙のストローをやめろ!」「性の多様性に逆行」「すべては,かけひきで対応する」みたいな,風潮.「どうしてしまったのでしょうか?」良心のある人たちの声があまり聞こえてこない.賢い人たちは,おのずと,結果が出るのを黙ってみているのか?

一方,国内でも「え,日本ってこんな国だっけ?」という出来事がしばしば.例えば,選挙活動で,下品な候補者掲示板や「法律で禁止されていないからやっても大丈夫」という選挙活動.また,平気でまことしやかに嘘をSNSで広げる活動.そして,その流れにのってしまう聴衆.「どうしちゃったの?」と嘆かわしい.定年生活のお爺が憤ってもなにも役に立たないが,こんな時こそ,自分としてのしっかりした規範や基準がないと周りに振り回されてしまうと思う.

日本は,法律で一つ一つ禁止事項を示さないといけない様なLOW CONTEXTな文化でなかったはずだが,残念である.ただ,HIGH CONTEXTな世の中も危うさを包含しているので,やはりバランスなのだと思う.こうした潮流は,かならず,揺り戻しがあると思う.いつ来るかわからないが,かならず良心を持った人たちが引き戻してくれると信じたい.

ただ,これからの世界は,こうした世界になっていくのであるのかもしれないし,ある意味,新しい社会の岐路にいるのかもしれない.上記の主張も,正論と受け取る人もいれば,「時代錯誤の思考」ととらえる人もいるだろう.正解でなくても自分の信念を持つことが大事なのだろうと思う.


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です